京都府瓦工事協同組合の概要
組合の目的
当組合は、中小企業の集団であり、互助互恵の精神を基本とし、組合員の相互扶助に基づき、組合員のために必要な共同事業を行い、もって組合員の自主的な経済活動を促進し、かつ、その経済的・社会的地位の向上を図ることを目的とする。中小の集団であるため、各事業所で取り組みにくい諸策を取り上げ、組織として活動・実施・啓蒙を図る。
組合の歴史
昭和32年に設立。瓦の共同購入に始まり、65年目を迎えます。昭和53年5月には京都瓦技術高等職業訓練校(現在は京都瓦技術専門学院)を設立し、技能士の育成を開始。全国から瓦葺きの技術を学びに来てくれています。また、組合として、昭和58年に西本願寺阿弥陀堂昭和の大修理、平成16年に京都迎賓館築地塀工事、平成26年に全瓦連技能グランプリ京都大会など、共同事業などにも積極的に取り組んでいます。
組合の今
流れゆく時代と共に建築様式は多様化し、全国的に瓦屋根は少しずつ減少しています。京都の街並みも大きく変わりましたが、京都らしさや風情はしっかりと守られています。京町屋がなくなったら?お寺や神社がなくなったら?京都の街並みには瓦屋根は無くてはなりません。私たち京都府瓦工事協同組合は、京都の景観を守り、未来へと繋いでいくために様々な取り組みを行っています。各種イベントへの参加や、SNSを使って若い世代の方へ瓦屋根の良さや美しさを知って頂く啓蒙活動を活発に行っています。
かわらあるある
体験教室
イベント会場でお子様向けの体験や、観光客など外国人の方向け体験教室を開催しています。